ユピテルからコストパフォーマンスの高いレーザー探知機が最近発売されました。上位機種のLS310(a360α)の下位機種になるLS100。エスフェリックレンズにより広範囲にレーザーを検知出来るようになっています。今回はその違いを見ていきましょう。
目次
LS100 | LS310(a360α) |
|
|
GPSデータ登録総件数 | |
(内、取締・検問データ58,000件以上) |
163,000件以上162,000件以上 (内、取締・検問データ57,000件以上) |
レーダー波最高受信感度(6段階評価)※探知距離 | |
5(エキストラ) | 6(Sエキストラ) |
iDSPによる新型レーダー識別 | |
出来ない | 出来る |
実写警報 | |
無し | 有り |
ディスプレイ輝度 | |
照度センサー+GPS | フレックスディマー ※時間により輝度調整 |
標高データ・(ジャイロ・気圧)センサー ※道路誤判定防止 | |
無し | 有り |
3G+マップマッチングシステム ※道路誤判定防止 | |
無し(加速度センサーのみ) | 有り |
操作方法 | |
ボタン式 | タッチパネル |
機能の違いを比較
GPSデータ登録件数の違い
これは発売時の登録データの件数が当時のまま残っていることで約1000件の開きが生じていると考えられます。初代レーザー対応のLS300(WR70)ではさらに1000件のマイナス表示でしたので間違いはないでしょう。
レーダー波最高受信感度(6段階)
LS310は6段階のうち、Sエクストラである最高の受信感度を持っていて、エクストラのレーダー探知機の2倍の距離を探知。より遠くからレーダーを受信することが可能です。また、受信感度は設定で変更することが可能です。
iDSPによる新型レーダー識別(最大4種類)
ユピテルが受信できるレーダー波には「ステルスレーダー波」「通常レーダー波」「新型レーダー波」の3種類があり、これらの識別全てをLS310が検知することが出来ます。LS100では「新型レーダー波」を検知することは出来ますが、識別することは出来ません。レーダー波を受信した際には、その信号がどのレーダーによるものなのか識別して画面とボイスで警告をする形になります。また、LS310とLS100は共通して、誤検知を防止する「キャンセル告知」機能を持っています。以下4つの「ステルスレーダー波」「通常レーダー波」「新型レーダー波」「キャンセル告知」を含めて最大4種類とします。
また、「キャンセル告知」がユピテルのレーダー探知機に搭載されているのは、メーカーが誤検知を避けられないことを認めているからです。だからこそ誤検知防止機能が搭載されているとメーカーが明言しています。それでも誤検知が多いのは事実ですが、センサーの受信感度が高いことを証明しています。
警報の違い
LS100 | LS310(a360α) |
警告ポイントを距離、円から考えなくてはならない。 | 自車から警告ポイントの相対的な位置が視覚で分かる。 |
警告の注意度 | |
イメージ写真 | |
無し |
LS310はマップ表示による相対的な位置を表示してくれるので、後どれくらいでポイントを通り過ぎるのか分かりますが、LS100は距離と円から実際の位置を感覚で捕らえないといけないのでストレスが大きいかと思います。
3G+マップマッチングシステム
LS100はGPSのみを搭載。LS310はフルマップレーダーなので「ジャイロセンサー」「Gセンサー」「気圧センサー」「照度センサー」を搭載しています。GPS信号が失われるトンネル内で自車位置を検出する為に「ジャイロ」と「加速度センサ」を使用しています。「気圧センサ」は高低差による気圧の変化で高速道路か一般道を判別するのですが、私が持っている旧式の「LS300」は一般道を走っているのに高速道路を走ったりしています。「照度センサー」はトンネル内など暗い場所で背景の明度を変更してくれるので便利です。
操作方法
LS100はボタン操作式ですが、LS310はタッチパネル式です。頻繁に設定を試したくなる方は、タッチパネル式のLS310にした方が良いかもしれません。
ネットの口コミ LS100
ネットで購入した方の声をまとめて分かりやすくしました。参考にしてみてください。
肯定的な意見
大きくないのが気に入っている。
ユーザー
操作性・警報がわかりやすい。
購入ユーザー
否定的な意見
不便
ユーザー
SDカードが付属していない。
ユーザー
LS100 | LS310(a360α) |
ネットの口コミ LS310(a360α)
ネットで購入した方の声をまとめて分かりやすくしました。LS100にも関連したコメントもあります。参考にしてみてください。
肯定的な意見
よくいろんなものに反応する
ユーザー
遠距離から受信
ユーザー
否定的な意見
誤警報が多い。誤警報を減らす設定も面倒
ユーザー
結論
現在ユピテルで発売されているレーダー探知機は、受信感度が高く、誤検知が多いのが事実ですが、その分多くの種類のレーダー・レーザー波に対応するのも事実です。LS100はシンプルな表示で簡単に最新機能が使えるのが良い所なので、あまりこだわりが無い方はこちらで十分でしょう。対してLS310(a360α)はフルマップ表示で多く機能のが搭載されているので、満足感を得たい方はこちらがオススメです。
今回紹介した商品
こちらもオススメ
初代レーザー対応探知機であるLS300(WR70)は、新型の「Kバンドレーダー」の受信・受信感度を上げる「エスフェリックレンズ(レーザー受信口のシステム名)」を搭載していませんが、フルマップレーダーを使いたくて、レーザー探知機を安く買いたい方はこちらもオススメです。
他タイプのレーダー探知機も検討したい方
まだ記事は少ないですが、こちらも参考にして見てください。