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ベースが同じアコード・インサイト「108万円の差」とは?大きく差別化されていた!

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メーカーが伝え切れていない、大まかな違いをまとめてみました。ホンダはあくまでアコードとインサイトは別物としているので、細かな比較は公式では紹介されていません。あまり考えないでインサイトを購入すると損をするかもしれません。アコードの108万円の付加価値はそれなりに見合った物となっております。

燃費性能

インサイトのLXという一番下のグレードと、グレード設定のないアコードを比べました。

価格が大きくなるにつれ、燃費が下がります。これはタイヤのサイズに比例します。

グレード(INSIGHT) LX EX EX
PRIMESTYLE
EX
BLACKSTYLE
「ACCORD」
価格(税抜き) 335.5万円 356.4万円 368.5万円 372.9万円 465.0万円
燃費(km/L) 34.2 31.4 31.4 29.6 30

タイヤの大きさ

タイヤの大きさにより転がり抵抗が変化するので燃費が変わります。

グレード
(INSIGHT)
LX EX

EX PRIMESTYLE
EX BLACKSTYLE 「ACCORD」
タイヤサイズ
幅/扁平率/インチ
215/55R16 215/50R17 235/40R18 235/45R18

インサイトにはLXという一番下のグレードが有り、「215/55R/16」のタイヤを履いていますが、対してアコードはグレード設定はなく履いているタイヤは「235/45R18」とこちらの方がサイズが大きいので、転がり抵抗も大きくなります。格好良さと引き替えです。

エンジン・モーターの性能

ベースが同じなので、パワーも同じかと思いましたが、しっかり差別化されてました。
アコードの方が馬力が大きいです。この差も燃費に大きく影響します。

システム総出力「EHEV」

ACCORD INSGHT
型式 LFB-H4 LEB-H4
馬力(PS) 329馬力 240馬力 89馬力

この馬力差を考えると「ACCORD」は凄く早そうですね!ですが、「EHEV」は高速走行中でないとエンジンが駆動軸に繋がらないので、モーターでみた方が良いかもしれません。

エンジンの出力

ACCORD INSIGHT
排気量 1.993L 1.496L 約0.5L
型式 LFB LEB FかBか
最高出力
(kW[PS]/rpm)
107[145]/ 6,200 80[109]/ 6000 27[36]
最大トルク
(N・m[kgf・m]/rpm)
175[17.8]/ 3,500 134[13.7]/ 5000 41[4.1]

てっきり同型エンジンかと思いましたが、0.5Lアコードの方が排気量が大きいとは思いませんでした。

モーター出力

ACCORD INSIGHT
型式 H4 H4
最高出力
(kW[PS]/rpm)
135[184]/ 5,000-6,000 96[131]/ 4000-8,000 39[53]
最大トルク
(N・m[kgf・m]/rpm)
315[32.1]/ 0-2,000 315[32.1]/ 0-2,000 0[0]

アコードはかなり出力が大きいですね。

各部外観の細かな違い

フロント部

  • インサイトは中央部分が盛り上がるが、アコードは平面に近い。
  • グリル・フォグの形状が違う。

グリルだけが大きな違いかと思いましたが、細かく見るとだいぶ違うことが分かりました。

サイド部

  • フェンダーのプレスラインの幅
  • サイド下部のプレスラインのデザイン
  • サイド部全体のプレスラインの長さ
  • チリの曲線デザイン

アコードはなめらかなプレスラインが特徴的ですが、インサイトは所々角張っていますね。ベースは同じなのに、差別化のために金型も別で用意しているようです。お金をかけていますね。メッキ部はアコードが多めです。

リア部

  • アコードは角を抑えている
  • アンダーのデザイン
  • 牽引フック用の蓋?がある
  • ストップランプのデザインが違う

ぱっと見では分からないですが、細かい違いがありました。

内装・機能の違い

インパネ・コンソール

上がアコードで、下がインサイトです。

  • インパネのデザイン
  • ナビの位置、仕様
  • コンソールのデザイン
  • エアコン操作パネルのデザイン、吹き出し口の位置、形状
  • アームレストコンソール形状
  • ドアアームレスト形状

搭載されるナビは、見た目だけでなく中身も別物

(左画像)ACCORD (右画像)INSIGHT
メーカー 確か日立(うる覚え) 三菱製
ブランド名 ホンダ純正
メーカーオプションナビ
gathers
内部デザインの印象 全体的にもっさりとしている。 スッキリと洗練されたデザインで、色彩豊かで見ている。
応答性
液晶の印象 もっさりしている。 くっきりはっきり見える。
緊急通報サービス ヘルプネット有
標準で装着される、ナビ連同ETC車載器の種類 メーカーオプションの制約なのか2.0ではない。 2.0対応
アコード、インサイト以外での搭載例 ステップワゴン、フィット、フリード等、工場装着を選択すると装着されるナビ。後付け出来ない。 現在、ディーラーオプションで装着されるナビの主流。(以前はパナソニック製だった。)後付け出来る。インサイトでは標準装備。
Apple Carplay、Android Auto対応可否

コンソール機能の違い

(左画像)ACCORD (右画像)INSIGHT
非接触充電機能
(左画像)ACCORD (右画像)INSIGHT
アームレスト機能

見た目だけではないエアコン機能の差別化

(左画像)ACCORD (右画像)INSIGHT
各種機能名 インテリジェント・フルオートエアコンコンディショナー 左右独立温度コントロール式フルオート・エアコンディショナー
機能の内容 日差しの向きや温度を感知(GPS制御)してエアコンの温度、風量を調節する機能を持っている。 運転席と助手席それぞれで温度調節を可能にする。(アコードも対応。)
プラズマクラスター 搭載 搭載

トランクで疑問に思った違い

(左画像)ACCORD (右画像)INSIGHT
可倒方式 一体型 6:4分割型
トランクスルー

トランクスルーを設けるために分割可倒式ではなくなったのかもしれませんね。

インサイトと差別化される付加機能

アコードとインサイトは108万円という価格差があります。この差には以下で紹介する付加機能が備わっているからです。

静粛性に貢献する機能

18インチ ノイズリデューシュングアルミホイール

こちらは無数の穴と空間を設置し、タイヤと路面間で生じたロードノイズを低減する機能を持ったアルミホイールになります。

 

アクティブノイズコントロール

エンジン音や車外から車内に伝わった音をマイクから拾い、コンピュータで解析し、搭載されたスピーカーで騒音を低減するシステムになります。

 

遮音フロントドアガラス(あまり大きく掲載されていない。)

主要諸元表を見比べた時、アコードには「遮音/IRカット〈遮熱〉/スーパーUVカットフロントドアガラス」という項目があったのですが、インサイトには「遮音」の記載はありませんでした。

 

 

走行性能に貢献する機能

アダプティブ・ダンパー・システム

SPORT/NORMAL/COMFORTの3つのモードで減衰力に可変させます。オート制御も可能。現行シビックタイプRにも搭載されています。

 

シャッターグリル

ハイブリット車は水温が上がりにくいため、シャッターによりラジエータを通過する風をコントロールして水温を安定化させる。

快適性を高める機能

チルトアップ機能付フロント電動スモークドガラス・サンルーフ

タバコを吸う方に便利なサンルーフ。あって損はない機能だと思います。

 

リアドアサンシェード

 
明確に証明する画像はありませんでしたが、この二本の黒いフックがサンシェードを引っかけるフックになります。

高熱線吸収/UVカット機能付プライバシーガラス(リアドア)

インサイトには「高熱線吸収」という表記はありませんでした。

高熱線吸収/UVカット機能付ソフトプライバシーガラス(リア)

インサイトには「高熱線吸収」という表記はありませんでした。

安全性を高める機能

LEDアクティブコーナリングライト

ヘッドライト点灯時、40km/h以下で右左折時に、曲がる先を見やすく照らす。後退時も左右のコーナリングライトを点灯し、左右前方の視界をサポート。インサイトには搭載されていない。

 

 

運転席用SRSニーエアバッグシステム

万が一の事故時、膝前でエアバックが展開して膝部分の衝撃を和らげます。

 

ポップアップフードシステム

歩行者の衝突を検知した場合、フロントフードを傾斜させ、歩行者の頭部の衝撃を緩和します。

 

頚部衝撃緩和フロントシート

追突された際、体を沈み込ませる特性をシートバックに持たせ頚部にかかる負担を低減しています。インサイトには搭載されていない謎仕様。

 

ヘッドアップディスプレイ

速度や道路標識など多彩な情報をフロントウインドウに投影。

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